本書ではいくつかの死の問題を扱っています。しかし死を美化したものでも陰鬱な内容のものでもありません。
不幸にして死というものが避けられなくなったときでも、人生を輝かせて生きることができるということを考えてみたかったのです。
平凡な人の一生にもさまざまなことがあり、最後には自らの生き方を振り返ることになります。家族をはじめとした人との絆、かかわりも考えてみたかったことの一つです。
恋愛要素はなく地味な展開ですが、死の問題とともに、生きるということを見つめたいと思いこの小説を書きました。
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