月刊群雛2015年02月号サンプル&著者インタビュー
中学三年から、約二年ほどの間、部屋に引き籠り、人生に絶望していた『あいちゃん』が、幼馴染の『あーりん』との会話を通して、最後に、『選択』するという物語。彼女がもっとも廃れていた時期に、彼女がもっとも嫌っていた彼と、言い争って、傷つけあって、歪に不格好に、織り成す世界。彼女が頽廃的に選び取った決断が、やがて、二人の関係を決定づける。これは、そうやって『白い眠り』(Kindleストアで出版中)に繋がる、空白の一説。
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