月刊群雛2015年05月号サンプル&著者インタビュー
美樹、和也、男女それぞれの視点で描いた連作形式の小説です。
恋人の和也の母親が乳がんの手術を受けることを知った美樹は、十七年前に亡くなった母のことを思い出す。
病院のディルームで和也の母親を見舞った美樹は、その後の出来事で仕合わせを実感する。
「仕合わせ」という言葉には、運命や巡り合わせという意味があるそうです。日本独自の言葉であり、中国から伝わった言葉の「幸せ」とは意味が異なります。一般的な「幸せ」は良い意味として使われますが、「仕合わせ」は良いこと悪いこと両方を含む言葉らしいですね。
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