【あらすじ】
高校生・木舟慎二は、月に1度、身体が女性へと変化する。
この男子女体化現象は、世界中で起こっており、思春期男子の四十人に一人が発生していた。
もっとも、子宮は形成されるものの、卵巣は作られないので、妊娠はしない。
慎二には、この現象に何の意味があるのか、さっぱりわからなかった。
そして、彼には二人の親友がいた。
今泉健と、蓮沼星矢――。どちらも幼稚園以来の中だった。
だが、いつまでも親友と思っていた二人の様子が、近頃おかしい。
全ては、健に拝み倒されて、処女をあげてしまってからだった。
バカでエロな健と、バカ真面目な星矢。
そして、「親友が相手なら、特に問題ないだろう」くらいにしか考えていない慎二。
彼らの複雑すぎる交友関係の行方は……?
【目次】
プロローグ
第一章 今泉健の場合
第二章 蓮沼星矢の場合
第三章 二人がそろってしまった場合
エピローグ
【登場人物】
●木舟慎二(16)
月に1度女体化してしまう高校生。
しかも、なぜか「美少女」になってしまい、困っている。ちなみにFカップ。
とりあえず、「親友が相手なら、特に問題はないだろう」くらいにしか考えてない。
陸上部所属だが、女体化中は「目の毒」なので休みとなる。
●今泉健(16)
慎二の親友、その1。
長身で、バレーボール部に所属している。通称・バカ健。
慎二を拝み倒し、処女をもらった経緯がある。
現在、二人の中を少し勘違い中。
●蓮沼星矢
慎二の親友、その2。
メガネの似合う生徒会書記。
バカがつくほど真面目で、歩きスマホの人をいちいち注意するほど。
慎二と健の関係に、複雑な思いを抱いている。
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電子版 550円