月刊群雛2015年06月号サンプル&著者インタビュー
新世紀編テーマ:時代が移ってもカッコ良く優しいヒーロー。それだけ伝えたくて書きました。
構成上は長期シリーズ中、末端に近いエピソードなので、冒頭に経緯補足の説話を挿入しましたので、一見難しそうですが、本編はシンプルな娯楽作にしてあります。
主人公の出番は、登場人物のサポーターに撤していて控えめですが、万能ヒーローらしく、ツボを押さえて現れます。
筋書き:悪徳商社の企みに、平凡な父娘と機長が巻き込まれ、片や助けられ、片や重大な運命を背負わされます。
背景に、少年と12人衆の積年の対決が絡んでいますが、最後はヒーローは謎を残しつつも痛快な結末という、水戸黄門路線の安心ラストなので、一気に読み進めて頂けます。
『念力少年』と命名したのは、基に東洋の歴史・文明があるので、作品の中で東洋的なテイストと意外性を出したかったからです。
主人公の素性と舞台に違和感があるかもしれません。設定上スパンが長いためですが、少し心配です。
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