出版文化が派手に花開いた文化文政期の江戸。平賀源内に憧れ作家を目指す少年ヒサと読み本マニアの三人娘が出会う後の偉人達。
行きつけの湯屋で騒動を起こしたため、出入り禁止になったヒサらの前に、上方から来た新人作家、重田与七が現れる。湯屋に行けない久らを与七が温泉に誘うが…。第四景「出禁で旅!」。
なかなか書けない久は良からぬ方向に考えが行きそう。そんな時は、と行った湯屋は男女分かれていた。男湯の二階にしか無い休憩所で久が見たのは…。第五景「のぞき穴」。二編収録。
さらに、描き下ろし読切り8P。三馬、馬琴、歌麿、北斎…、当時の有名人たちが女体化しての湯屋談義。「傾城浮世風呂」追加収録。
大江戸文学コメディー、いよいよ白熱!
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