これは2015年5月30日、東京造形大学の海士智也ゼミナールの授業の一環として、「文字拾い」ワークショップを上野近辺にて行った記録です。市井の人々が創意工夫を凝らして作った文字、偶然に生まれた文字は、デザイナーが作る体温の低い意匠文字にはない魅力があります。上野駅を始点として、動物園、アメ横、鶯谷、秋葉原など、ゼミ生たちがそれぞれに「気になる文字」を、写真に収めていきました。海士ゼミナール3期生は38名在籍しており、東京造形大学で最大規模のゼミです。グラフィックデザインを軸とはしていますが、メディアデザイン、インダストリアルデザイン、写真、アニメーション等、様々な専攻領域の学生が受講しています。多様なコンテクストを、多様性な学生たちの視点で追いかけた、1日の記録をお楽しみください。
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