月刊群雛2015年10月号サンプル&著者インタビュー
スポーツから生み出されるドラマの作り手は、プレーヤーだけとは限らない。ピッチを見つめる視線が多ければ多いほど、付け足される筋書きも増えていき、ゲームに思わぬ意味が付与される。だからこそゲームと時を同じくして流れている、もう一つのドラマを映し出すのは面白いのではないだろうか──
今回の舞台は月曜日の神宮球場。淡々と自分の投球を続ける「エース」と、平日の昼間なのに野球を観に来た「とある親子」。ダイアモンドとスタンド内で繰り広げられた、「コントロール」の行く末とは?
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