月刊群雛2015年11月号サンプル&著者インタビュー
農協の広報担当者である内木(ないき)は、特殊能力の持ち主。ときどき、被写体の未来を写してしまうのだ。しかも写るのは事故や災害ばかり。
今回、彼が撮影してしまったのは交通事故だった。夏のひまわり迷路で、幼稚園児が車に撥ねられる──。しかし状況は最悪で、その場所も被害者も特定できない。時間も迫る。そんな中、事故を阻止すべく同僚の早香(さやか)が動き出した。
内木と早香は事故を止めることができるのか? 運命に翻弄される男と、その活躍を描くサスペンス・ミステリ。
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