写真が予言する未来の惨劇を止めろ! サスペンス&ミステリー小説シリーズ。
第1話 A県自動車道午後二時四十五分
自分の意志に関係なく、未来を予知する「予言写真」を撮ってしまう広報カメラマン・内木。ひょんなことからバス事故を予知してしまった彼は、惨劇を食い止めるべくバスに乗り込んだ。だが策はない。考えあぐねる彼の前に、偶然乗り合わせた職場の同僚が現れる。二人は協力して、迫る危機を阻止しようと動き出した。事故はどのように起きるのか? 食い止めることはできるのか?
(初出:『月刊群雛』2014年10月号)
第2話 7・18豪雨
その日、原井市はかつてない豪雨に見舞われていた。増水した河川を取材した彼が、川べりで出くわした老人。田んぼの様子を見に来たらしい老人は、一度は忠告を聞いて帰っていった。だが内木が撮った写真を見た同僚の寺村早香は、「写るべきものが写っていない」と言い出す。止まない大雨の中、写真の秘密が判明する時、本当の危機が明らかになる!
(初出:『月刊群雛』2015年08月号)
表紙イラスト:バカエル
(『月刊群雛』2015年03月号表紙イラスト担当)
以降、続刊発売予定!
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