月刊群雛2016年02月号サンプル&著者インタビュー
呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン! って、古いとか言わないでよ。うちのお母さんが好きでこれ年中言うからたまにやっちゃうんだよ。そんなこんなで、一小路真実、花の女子高生です♪
ってテンション上げてみたけど、ぶっちゃけ今、全然そんな気分じゃない。
「一小路さんって、俺のこと好きなの?」
なぁんて、クラスメイト・間宮優樹のわけわかんないひと言から始まった、ラブレターの送り主探し。生物の村山先生と、当時は教え子だった現・奥さんが、十八年前に密かにやり取りしていたものが、偶然にも間宮の手に渡ったって結論で一件落着かと思ったのに。
間宮、あんた私に嘘ついてたでしょ?
これにて連載最終話! ラブレターの真相、そして「一小路真実は興味がない」理由とは?
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