月刊群雛2016年03月号サンプル&著者インタビュー
リオデジャネイロへの切符はわずか2枚。この試合を落とすと、可能性はほぼ閉ざされる。狭き門に挑む日本代表の選手たち。照明の眩い光が代々木のフットサルコートを照らす中、闇の中にいる彼らの静かな戦いが始まった。
「ブラインドサッカー」をご存じだろうか? アイマスクを装着し、ボールの音とまわりの声のみで行う5人制サッカー。パラリンピックの種目にもなっている。
今回は2015年9月に開催された「IBSAブラインドサッカーアジア選手権」より、日本対韓国戦の観戦記をお届けしたい。本稿がいわゆる「障害者スポーツ」への理解を、少しでも深める存在となれば幸いである。
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