とんでもないよ、絵って。
途方もないよ、描くって。
高校卒業を間近に控えた主人公の「僕」に届いた、美大の不合格通知。
希望を失った「僕」は、絵を描く意味さえ見失ってしまう。
恋人の智子を描き続けた果てに、行く先のないまま迎えることになった高校生活の終わり。
受験に失敗した「僕」に智子が提示した罰ゲームは、「私のパンツを履いて卒業式に出ること」だった!!
2人だけの秘密を制服のズボンの下に隠しながら挑んだ卒業式の日に、「僕」が再び手を伸ばそうとしたものは何だったのか。
真面目な振りしてとんでもない!
とんでもないけどとっても一途!
絵を描くことと、愛することと、進んで行くことと、それからもっといろんなことと、これからのことを描いた著者第2作目。
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