春は、いつも複雑。
ノベルジャムにて創作された『グッバイ、スプリング』(https://bccks.jp/bcck/153408/info)のエクストラ3篇をお楽しみください。
二泊三日の合宿型出版イベント、ノベルジャム2018にて創作された『グッバイ、スプリング』(寧花著)の製作チームが再びタッグを組み、本作エクストラを上梓。2018年3月26日に行われる日本独立作家同盟主催「NovelJam 2018 グランプリ授賞式」にて特別作品賞を受賞いたしました。ありがとうございます。
▶2018年3月28日、加筆・修正がされました。
▶特設サイト
https://peraichi.com/landing_pages/view/goodbyespring
▶告知アカウント
ツイッター @noveljam2018_de
本を入手していないとコメントは書けません。
『グッバイ、スプリング』をお楽しみに頂いたみなさまに、またこれから『グッバイ、スプリング』を読みたいと思っている方々に、『エクストラ』版はおすすめの一冊です。
マスター視点で語られる約10年前の物語。
まだ高校生だったケイとホタルのすれ違いが、歯がゆくも、キュンとさせてくれます。
3月27日までの無料配信。
17歳のケイ、18歳のホタル、そしてのマスターの日記。17歳のケイはそこそこモテるらしいけれど、ホタルみたいな美人を見慣れてると他の女子はじゃがいもとかに見えるんじゃ?いや美人は3日で飽きるって言うしケイはホタルの顔の美醜ではなく心ごと惚れ込んでいるのだわ。18歳のホタル、自分で選んだ進路に対して何も言ってないのに「無理して自分と同じ所にするな」的なことをケイに言われてカチンとくる。これ私もカチンとくるな。図星だから。素直になれなくてケイを振り回しちゃうホタル、振り回されてもホタルへの気持ちを止められないケイ。高みの見物のマスター。マスターのささやかな日常の日記。半年程前から姿を見せなくなった彼女。どれも「グッバイ、スプリング」を読んでればこそ活きてくるお話。優しさと透明感を持ったままの素敵な文章と表現力がとても美しいです。