優しい夫と、独占欲の塊の弟。
二人から求められる新婚生活は…。
『どんな大切な人にも言えない過去が、私にはある。』
OLとして忙しい日々を送っていた律は、二つ年上で初めての恋人、香月瑛人から突然のプロポーズを受ける。
新居は実家の近く。将来有望な優しい夫に、やりがいのある仕事。幸せの絶頂にいた律の前に現れたのは、実の弟の亜貴だった。
かつて弟の亜貴と、体の関係があったなんて、瑛人に言えるわけがない。
ファンクラブができるほど秀麗な外見の亜貴は、昔から姉の律にしか興味がない。一度はその想いに応えられないと、関係を断ったはずだった。しかし数年ぶりの再会を機に、亜貴の想いが暴走を始める。
(本文より抜粋)
「こういうコトしてるとさ、昔を思い出すよね」
亜貴の濡れたような声が、今度は耳たぶを熱くする。幾多の夜を瑛人さんと過ごした私は、背後で漏らす亜貴の吐息に欲情が混じっていることを察していた。
「亜貴、もういい、やめて」
これがマッサージなわけがない。これは明らかに、愛撫だ。
「やめない。だってようやく姉ちゃんが俺のところに戻ってきたんだから」
スパダリ夫とモデル系腹黒弟から交互に愛される(!?)危険な新婚ラブストーリー。
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