幼馴染で、小学生の頃から恋人関係を続けていた「ハル」と「シオン」。
二人は大学四年生、就職活動も終えた「平成最後の夏」に、「行ったことのないところへ、旅をしよう」というシオンの提案に、ハルが賛成し、山形、新潟、福島を巡ることに。
荷物は、一人一つのバックパックと、小さなトランクが一つ。
川あり、海あり、山あり―二人は、幻想と浪漫の旅路で、誰に出会い、何を目撃し、体験するのか。
私が今書けるだけを書いた、少し不思議な幻想恋愛譚、あるいは、一つの時代の締めくくりの一幕。
※背表紙の表示が崩れて表示されるかもしれませんが、どうしても直らないのでこのままにしておきます。
本文を読むのには支障ございません。
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