2019年1月12日更新
立ち読みページ数を60ページに変更。
…………………………
これらの写真は昭和36年から38年頃にかけて撮影された。デパートの屋上遊園地、動物園、鎌倉や江ノ島、木造アパート、路地の風景等々、できるだけ時代背景を感じさせる写真を選んだつもりだが、それほど数は多くない。撮影者の主眼はあくまで子供の繊細な小宇宙を写し撮ることで、生まれてまもない生命が外界とふれあってどんな反応を見せるのか、見ること、さわることが生きることであり、世界を発見することがそのまま自分を発見することであった乳幼児期から少年期のはじまりまでを克明に追いかけている。
本を入手していないとコメントは書けません。