大学4年生の田口明は迷っていた。
昔なりたかった職業、コピーライター。就職活動はすでに始まっている。何もしていない自分はすでに負け組--それでも。
モラトリアム大学生の就活コメディ!
本を入手していないとコメントは書けません。
読んでいる皆さん、この話は『フィクション』ですよ!
某広告マンに似てる都市伝説の人が出てきたり、作者の両親に似ているらしくても『フィクション』ですよ!
普通の母が子どもの貯金を持ち逃げするか? 否!
普通の父が子どもの鼻の穴にかりんとうを詰めた挙句「食え」と言うか? 否!
普通の人がギターを就活に持ち込むか? 否……? 否ではなかった。
都市伝説なんかじゃなかった……。
だから、広告業界にバレちまった……。
そういう話です。