いつの日か、
この惑星を出て、
銀河系をやや外よりに歩をすすめ、
私は、オリオンの扉をそっと開くだろう。
『オリオンの扉』は1993年から1995年までの作品を中心に、
その前の星の詩集に収まらなかったものを取り込んで構成。
五つの章に分かれています。
・雨中の獏 7篇
・蕩児と大瑠璃 10篇
・オリオンの扉 10篇
・小惑星詩群 15篇
・星の風景 22篇
星から始まった「!」「?」の二足歩行。天空に向けたまなざしを地上の花や木に下ろし、人間のことも、自然のことも、「なに?」「なぜ?」と問い直していった作品群です。
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電子版 タチヨミのみ