悪役たちへ、ハッピーエンドの贈り物
幼いころ、誰もが読んだこと、あるいは聞いたことがあるであろうおとぎ話。お姫様に憧れた私たちは、いつの間にか大人になって、彼らのことを思う時間が少なくなっていきました。しかし今、もう1度、彼らが紡ぐ物語の世界へ行ってみませんか。
この本が描くのは、幼いころから慣れ親しんだおとぎ話とは一味違うお話です。原作では「悪役」として生きたキャラクターを「主人公」として、彼らがハッピーエンドを迎えるならどんなお話になるのかを描きました。
原作では己の行動への報いを受け、ときには誰かに嫌われることすらあった悪役の彼らに、たくさんの愛を込めて。
「いちばん美しい女王様」揺籠ねるこ
「泣いた赤鬼、笑った青鬼」たかのりょう