「かわいい」がやさしい世界をつくる。
日常の中に溢れる「かわいい」という日本語。あなたはどんな時に使い、どんなモノに対して感じるでしょうか。あなたにとっての「かわいい」が、あなたを癒し、あなたを愛し、あなたを救いますように。
「かわいい」の対象は人それぞれで、モノに対して感じることもあれば、人の言動などに対して、相手に投げかける言葉として使うこともあるのではないでしょうか。私たちは日常で「かわいい」を多用し、それらは辞書に乗っている代表的な例には収まりきりません。「かわいい」はこの世界に人の数だけ、モノの数だけ、その存在の数だけ、数え切れないほど存在します。しかし、「かわいい」という言葉が使われる瞬間、如何なる時にもそこには愛が込められていて、幸せを紡ぐ言葉であると私は思うのです。
「かわいい」という日本語は、英語の“cute"や“pretty"に訳しきることができないほどに、広い意味を持っています。また、最近では世界で有名な日本語としても「かわいい」が挙げられるほど人気になっています。その要因は、日本のキャラクター文化人気の影響が挙げられるでしょう。日本を代表する愛くるしいキャラクターたちは、世界中の人々を魅了し、国の垣根を超えて「かわいい」として存在しています。彼らの存在が世界に「かわいい」をより拡散し、「かわいい」の多様性の促進に繋がることでしょう。
また、私たちの暮らしの中にいる「かわいい」存在であるペットは、飼い主にとって心の支えであり、癒しでもあると言えるでしょう。家という私たちの帰る場所で自分を待っていてくれる、求めてくれているペットがいてくれることは、生きる希望であり、救いであるのかもしれません。
『「かわいい」の力』 カントワネット渋谷
『「かわいい」がいる暮らし』 福本樹
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