日本の伝統的な英文和訳方法「戻り読み」、あるいは「精読」(一度全文に目を通して、その後後ろから順に訳して最終的に日本語の語順で訳文を仕上げる受験中心の英文和訳)があります。しかし、英語ニュースや海外の長編の英語小説や文献などは、この戻り読みが必ずしも適切とは言えません。なぜなら、この戻り読みは英語の語順を無視しているため、極めて非効率的で翻訳に膨大なな時間がかかるからです。英語ニュースや英文小説などに対しては、日本の「流し読み」のような読み方、つまり、きめ細かく隅々まで訳すのではなく、各場面の要点だけを把握して筋を追いながら川の流れのように一時も留まることなく、すいすいと読むこと最も適切な読み方です。本書は、英文を英語の順番で頭から読むネイティブスピーカー超速読法を取り入れて、今の戻り読みの数倍のスピードで英文を読める速読テクニックを身につけて、これから出会う、どんなに長い英文も、どんなに複雑な英文もすらすら読める英語力を身につけておくべき時代です
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