◆父親という名の男
舞川里子は友人の見舞いに訪れた病院でこの世で一番憎い男を見かけた。
母の人生を、そして里子の人生をもメチャクチャにした男……。
里子は自分の人生と引き換えにしてでもその男を許すわけにはいかなかった。
決心した彼女は……。
◆復讐三昧
娘の亜里沙が突然家出する。
半年後、亜里沙が無残な殺され方で発見された。
それから間もなく息子の耕太も飛びおり自殺をしてしまった。
半狂乱になったかおるが向かう先には……。
◆命がけの椅子取りゲーム
小説家の桜田由美子は近頃いい話が思いつかずブランクに苦しんでいた。
喫茶店でコーヒーを飲みながら構想を練っている由美子の耳に、深刻な会話が飛びこんできた。
子供を産めないらしい主婦二人が、なにやら愚痴りあっている。
なにげにそれをメモにとる由美子だったが、数日後、思いもかけない展開に……。
さら・シリウス:あらすじ
花筏:文章
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