日記形式で綴られていく、サイコホラー恋愛小説。
地味で目立つところなんて一つもない、同じクラスの坂崎くん。
彼のもう一つの顔に気づいた私に芽生えたのは、好奇心とささやかな悪意。
彼を知るためだけにあの手この手を尽くす私だったが、
膨れ上がった悪意はやがて思わぬ事態を招いていく。
ささやかだった悪意の行き着く先は?
-------
※一般的な文庫本換算:145ページ(39字×15行計算)
本を入手していないとコメントは書けません。
イッキに最後まで読めました。
繊細な表現をきっちりとされてる割に、しつこい感じが全く無かったのが良かったんだと思います。
話の伏線を追ってしまう癖があるのですが、最後まで判らずに興味をそそられ面白かったです。