(左手の小指に赤い感覚器官(赤い糸)背中に蜻蛉(カゲロウ)のような羽(羽衣)ある者の物語である)
左手の小指にある赤い感覚器官は運命の相手の方向と結ばれる導きを示しす。主人公は導きを信じて、村に訪れると、村には運命の泉があった。その泉は運命の相手を水面に写すと言うが・・・赤い感覚器官は運命の相手と結ばれるようにするだけで、直接には運命の相手を教えない。そんな、運命の泉は運命の相手を教えるのだろうか?。そして、赤い感覚器官(赤い糸)は同じ相手なのだろうか?
運命の泉 上 (後編)
主人公は、村の人の優しく接してくれたことで、病気は治った。だが、村で目覚めた時から以前の記憶だけは戻らなかった。それでも、村の一員と認められた証明だろう。仕事を与えられたこともあるが、村の仕事も生活も楽しく一生の住処と考える気持にもなってきた時の事だった。この地域の領主の代行と言う者が現れて村の男の全てを兵員にすると命令をするのだ。この先の命の危機的な状況と未来を考えたからだろうか、一人の女性が好きだと内心の気持ちに気付いた。女性も思いを伝えてたが未来が心配になったことで、運命の泉を勧めたのだ。驚くことに運命の泉に思い人の姿が映し出された。だが、この先に結ばれるまでの様々なことが始まるのだった
本を入手していないとコメントは書けません。