「聖人といえば、世捨て人を連想する人も多いようです。しかし、この本の第八巻の主人公は、元主演女優でした。そしてその女優人生のときには、ほとんどが主演で、数々の主演演技賞に輝いていました。
しかし、それでも、あっさりと50過ぎに引退をして、ひとりの「罪人」と名乗る男性に出会って、生きながらに天国を目指します。死後に天国を目指したのではありませんでした。
そうして彼女は「罪人」のなかに、「罪に死ぬ」という栄光を見ます。
そうして、第二の人生もまた、風のように、光のような、天国の栄光を知りながら、生きます。
その彼女の魂の記録が、ここで紹介されています。
本を入手していないとコメントは書けません。
実父母に赤ん坊のとき捨てられながらも、女優として成功したあとも、まじめに、自分の魂の問題に目覚め、自分の人生野を肯定している床に感銘を受けました。