2020年7月15日更新
10話終盤の、正のセリフを修正しました。
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2020年1月16日更新
「法詞奏で(のりとかなで)」の描写を加筆しました。
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2019年12月18日更新
昨日、10話の帰洛後のエピソードをさらに加筆しました。
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2019年11月23日更新
パネルの調整を実施しました。
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【あらすじ】
約五百五十年前、人の、自身の心を謗る気持ちを媒体として、京都近郊各地の、神社や寺院が人格化された存在である『神霊』を惑わせる『末鏡』という書物があった。末鏡は『解脱』のない者を狙うと言われているが解脱の意味まではよくわかっていない。惑わされた神霊は、心を謗った人が発する鬼玉という妖気を喰らうことで、現世と幽世の関係を破壊しようとしていた。
末鏡は当時の巫女によって封印されたが、その封印には、『伝教見真による末法対策の想定外の世の発生』という不可解な文言による解除の条件があり、現代はそれに当てはまったという。当時封印した巫女の娘、新蘭も亡霊となって現代に蘇り、光筒という霊の力を発することのできる短筒を用いて、再び末鏡を封印しようとするが失敗する。
彼女は、偶然助けた珠洲、美濃ら八人の小学四年生の子どもたちが、自分以上に光筒をうまく操れることに気づき、彼らに事情を話し、彼らに、世界修復のために、惑わされた神霊たちの鎮魂と、末鏡の封印を頼む。
平野の神霊は、本来男女を問わず子どもたちが知っているはずの。神霊にまつわる多くの伝承が、現代、急速度で忘却されており、それが光筒が子どもたちにより強く反応した理由と推測する。
しかし、神霊たちが神幹を放ったり、各々が得意とする四季の文物などの神能を用いて子どもたちに抵抗してくるため、鎮魂を彼らの力だけで成し遂げるのは難しかった…。
第九話 堀川寺之内 妙蓮寺の水蜜桃と妙顕寺
第一〇話 六条河原町 宗仙寺の線香花火と蓮光寺
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