――君は、誰なんだ?
友達も、恋人もいない、いわゆるぼっちのぼく。
唯一の趣味は父から貰ったガラケーで写真を撮ること。
ある日、いつものように空や街並みを撮っていると、誰もいないはずの場所に映り込む人影が。
画面の中だけに映る君はいったい……?
表題作「ピクセル・ガール」を含む全15篇を収録した短篇集。
■目次
01.そしてまた君の夏を待つ
02.ピクセル・ガール
03.四つ辻のヘカテー
04.眠る宝は夢を見る
05.紅い空
06.ジャック・オ・ランタンをぶっ壊せ
07.サウンド・オブ・サイレンス
08.泣き虫じじい
09.人形の街
10.トゥルーワルド・トゥルーエンド
11.はつ恋
12.夢のつづき
13.鬼さんこちら
14.ユートピア
15.Life is like a “CARAMEL” box?
16.あとがき
文字数:約35,000字
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