
Delusional AI Workshop

Delusional AI Workshop
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更新 2023.09.20
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「肉は詞々で出来ている。」 西暦2019年7月より密やかに続けられていた試行、ここに644,500字の文量をもって成果。 これは「近代日本文学」なるものへの死刑宣告であり、日本語圏というきわめて限定された時空に孕まれた神聖喜劇であり、そして2020年代より新たに到来する言語への遥けき前奏曲である。 第1部 九天不可測 職業作詞家としてのキャリアに行き詰まりを感じはじめた國分測は、福岡市の龍九三のもとを訪れる。二年の時を経た二人は自分自身の変容に気づいていたが、互いのために手を組むには至らなかった。しかしフリーランスミュージシャンの漁火イリチと知り合った九三は、測とともに賞金付オープンマイクに参加する成り行きとなる。 これは彼女らが導かれることになる航路への、ほんの序曲に過ぎなかった。かくして東アジアの混血地帯:九州にて、散り散りに戯えていた声たちが、いま不穏にひとつの歌を糾いはじめる。 章構成: 01 糾歌前夜 02 聖なる海と感化院 03 君の弟はゲイでおまけにサグ Interlude I XXXmas 04 鯰は生じゃ喰えないはずさ 05 騙されう者は彷徨ぬ 06 再出立 07 X列車で行こう 第2部 肉ひしめく円卓 客船Yonahに迎えられた龍九三は、かつて百済不二良と行動を共にしていた人物:霧島四七と知り合う。少なからぬ動揺を覚えながらも、93は同乗する韓国代表:锡鼓と親交を深めながらツアー用の楽曲制作に取り組む。テキサス州エル・パソに到着した一同は、Innuendo、Defiant、Shamerockと合流。 かくして客船Yonahに集った5組は、試行と錯誤と分裂と結合を繰り返しながら各々の生路を往く。そして5月初頭、一同はダブリン公演にて最大の試練に逢着する。 章構成: 08 Foul & Fair 09 2 U 10 칠월보다 더운 11 ἴδιος κοινός 12 三人成虎 13 Sensitive Obsessed Sister 14 The Family of Black Sheep 15 Master & Servant 16 Tinker Tailor Dark Duke 17 Howth Castle & Environs Interlude II I luv my CUMputer 18 To The Bone 19 Clothes to Me 20 Hallowed Be Thy Game 21 Hardcore Peace 第3部 下僕どもの大道 西暦2020年7月。東京都豊島区に三階建の城を構えたχορός一行(κωμός)は、新たに二人の賓客を迎える。手探りながら誼みを結ぶも、彼女らの「誰かにとっての家族でありたい」という可憐にして哀切な想いは、大地もろともに砕かれる。そしていくつもの消えない傷が刻まれた生路の果てに、ついに「夜」が訪れる。 章構成: 22 我ら啓典の民 23 何故 24 聖者への路 25 鯨 26 庭 27 残品 28 これを限りに 29 下僕の大道 Interlude III 抱擁 30 こよなき誕生 dealofgod ※『χορός』は Creative Commons 4.0 表示のパブリック・ドメインであり、一応の著者・発行者として署名されている試金および Integral Verse は著作権を含む一切の権利を所有しません。 ※この小説はフィクションであり、実在の人物・団体・事件等とすべて関係があります。 https://integralverse93.wixsite.com/koros https://kakuyomu.jp/works/1177354055124928286 http://petrushkajp.blog.fc2.com/archives.html
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★★新感覚ホラー★★ 突然……見えるべきものではないものが見えてしまった。それがこの世のものではないことを知り、自分に何かを訴えているとしたら? ある日、部活指導の終わりに、運動場で自校の生徒らしからぬ少年の姿を見てしまった新任教師の木村。 それからというもの、その少年は、思わぬところで木村に姿を見せる。 もし、あなたなら、彼らの訴えを聞き入れますか? それとも……? この世のものと、この世のものではないものの【波長】が合ってしまったとき、生者は受け身になるだけなのか……? 夢に見る数字、体に残る感触、スマホに録音されたもの……多くの「点」が一気に「線」となり謎が解けたとき、壮絶な結末を迎える。 そして、誰も予想だにしない終結が……。
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小説家や漫画家などの作家志望、クリエイティブ志望の皆様へ ほんの一歩の歩みを戸惑っている方にお伝えしたい。自分の脳内の空想が活字や絵となって、他人様に目を通してもらうのは快感です。 この本は、HOW TO本でもノウハウ本でもありません。私、竹島八百富個人の『自分の、自分による、自分のための本』です。 『月刊群雛』で掲載していただいた作品を、出版順に、キャッチコピー、インタビュー、本文を(ほぼ)そのまま(多少変更あり)まとめたものです。またインタビュー記事も、今更再読すると、こっぱずかしくて照れ臭くなりますが、(ほぼ)そのまま掲載致しました。 改めて申し上げます。 本書のコンセプトは、正に記述通り、【自己満足の本】です。 それでありながら、尚且つ、お世話になっている『月刊群雛』へのリスペクト、敬意の表れでもあります。 幾度か作品を『月刊群雛』で掲載していただいて、いつしか創作の世界が楽しくなってきました。こんな自己満足な思いを体験していただきたく出したものです。 この本によって、少しでも『月刊群雛』に興味を引いて頂き、自分も参加したい、と思う方が増えればとの願いから作った本でもあります。 参加するのに、難しいルールはありません。ご興味を頂けたら幸いです。 さあ、自分もなんか書きたい(描きたい)とお思いの方、【日本独立作家同盟】にポチッと参加表明の意思表示をしてみて下さい。そして、『月刊群雛』に作品を投稿してみましょう。ちな、早い者勝ちです。 で、いつか、こうやって自己満足本を出してみましょう。
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とある夫婦の茶碗にまつわる話 「夫婦茶碗」 男の子だからって何でも買ってもらえる弟の存在が面白くない姉 「ユリコのゆりかご」 赤い絨毯に、トラウマがあるんです。とある探偵のもとに舞い込んだ依頼 「魔法のじゅうたん」 夏の日の夜、僕は耐えきれなくなって部屋のカーテンを引きちぎる! 「不揃いのカーテンレール」 日々の暮らしは、何気ないようでいて、実際はもっと色々なことを思っているのだ。 (『生活のために働いてる』なんていうと、いわゆる意識高い系の人たちに、『仕事って、人生の多くの時間を割くもんだし、我慢して生活のために時間を費やすなんて、すごく虚しいよ』みたいに顰蹙を買うけれど、そういう人たちが、『自己実現のため』とか『より良い人生のため』に働いてるってのも、『人生=生活=LIFE』なんだから、そう変わらないんじゃないかな。『命を懸けて』なんていうけれど、誰だって命は一つしか無いし、生きているってことが既に命懸けだ。だから、生活のため、人生のため、命のため、っていうのは、本当は殆ど同じ意味だ。——本文より) 日々の生活や、そこからちょっとはみ出したエピソードにフォーカスを当てた連作短編です。
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王木亡一朗自選短編集「アワーミュージック」 短編集「他人のシュミを笑うな」「LaLaLaLIFE」「kappa」から、一作ずつ、月刊群雛04月号に掲載された「母の上京」、表題作の書き下ろし短編「アワーミュージック」を収録した短編集です。 「アワーミュージック」 ——本を読まない人の言葉って、陳腐じゃないですか? 母校である美大の修了制作展で、私は、とある女の子と出会う。 彼女は、キャンパスいっぱいに、物語が綴られた作品を展示していた。 「母の上京」 夏の終わりに電話をかけてきた母は、東京観光に連れて行って欲しいと、僕に言った。 母と二人で出かけることに、多少の照れがあった僕だが、彼女を連れて、出かけることにした。 「明子先生の結婚」 明子先生は、本当に良い先生だった。 だから、彼女には、ずっとそのままでいて欲しかった。 「不揃いのカーテンレール」 夏の日の夜、僕は耐えきれなくなって部屋のカーテンを引きちぎる! 「Any Day Now」 人生お休み中の俺は、公園で孤独なガキに会う。
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