トラベルセラピー
深呼吸クラブ出版
トラベルセラピー
深呼吸クラブ出版
冊数 38 冊
紙本 1 冊
更新 2023.05.26
ジャンル 写真4 学問全般10 自然・環境3 旅行3 文芸10 ノンフィクション6 健康・医療・介護1 エッセイ1
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『写真集 日本の景 Ⅲ』
深呼吸出版発行
写真
2023.05.26
『写真集 日本の景』はシリーズ制作である。今回でシリー三冊目となる。それぞれ百の「景」を日本各地より選出しているので、この本で小計三百景となる。 このシリーズを制作するにあたり、周到な戦略をたてていたのである。まずは、カテゴリー分けするタイトル名である。 これらのカテゴライズする各タイトル名は、意外にも早く頭に浮かんでいた。それは、これまでに様々な「景」に接してきた際に、私自身の中ですでにカテゴライズしながら記憶へのインプットをしていたのである。 日本各地にてさまざまなフィールドワークを実践する際、出発前には調査項目をすでに分類しながらスケジュールを練るのも習性となっている。 その分類している調査項目が、カテゴライズされたタイトル名の母胎となっていくのである。さらに、フィールドワークの実践終了後には、必ず撮影した写真を細かく整理してファイリングもしている。 日時、場所、時間帯はもちろんのこと、関連する諸地との連結を視野に入れながらのファイリングである。その作業は必ずフィールドワーク実践後1~2日の内に終了させることを習慣化させていたのである。 それらの作業を、三十年前後にわたって地道におこなってきた。一時は、撮影した動画を編集して動画サイトにアップ(現在でも閲覧は可能である)してきてもいる。 今回、シリーズ三冊で三百景を選出するにあたり、それほど苦心惨憺することなく作業をこなすことができたのは、前述のような「習慣化された編集術」があったからと少々自画自賛している。 これからも、新たなフィールドワーク実践においては、同様の習慣化された編集術をいかんなく発揮し、ますます自身の感性を研磨していきたいと願う。
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『写真集 日本の景 Ⅲ』
深呼吸出版発行
写真
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『写真集 日本の景』はシリーズ制作である。今回でシリー三冊目となる。それぞれ百の「景」を日本各地より選出しているので、この本で小計三百景となる。
このシリーズを制作するにあたり、周到な戦略をたてていたのである。まずは、カテゴリー分けするタイトル名である。
これらのカテゴライズする各タイトル名は、意外にも早く頭に浮かんでいた。それは、これまでに様々な「景」に接してきた際に、私自身の中ですでにカテゴライズしながら記憶へのインプットをしていたのである。
日本各地にてさまざまなフィールドワークを実践する際、出発前には調査項目をすでに分類しながらスケジュールを練るのも習性となっている。
その分類している調査項目が、カテゴライズされたタイトル名の母胎となっていくのである。さらに、フィールドワークの実践終了後には、必ず撮影した写真を細かく整理してファイリングもしている。
日時、場所、時間帯はもちろんのこと、関連する諸地との連結を視野に入れながらのファイリングである。その作業は必ずフィールドワーク実践後1~2日の内に終了させることを習慣化させていたのである。
それらの作業を、三十年前後にわたって地道におこなってきた。一時は、撮影した動画を編集して動画サイトにアップ(現在でも閲覧は可能である)してきてもいる。
今回、シリーズ三冊で三百景を選出するにあたり、それほど苦心惨憺することなく作業をこなすことができたのは、前述のような「習慣化された編集術」があったからと少々自画自賛している。
これからも、新たなフィールドワーク実践においては、同様の習慣化された編集術をいかんなく発揮し、ますます自身の感性を研磨していきたいと願う。データ本:無料
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『写真集 日本の景 Ⅱ』
深呼吸出版発行
写真
2023.05.25
私は写真家ではない。写真家や愛好家のように、シャッターを押すまでに構図などを考えて撮影した写真ではない。 掲載しているすべての写真は、二十一世紀初頭頃からの日本各地にて実践したフィールドワーク時に記録撮影したものである。 元来、『景』に対しての興味関心は人一倍強いと自覚はしている。しかし、それはその瞬間に感性が揺さぶられた対象物にファインダーを向けただけのことである。 ファインダーと言ったが、掲載している写真のほとんどは、スマホカメラにての撮影である。プロの写真家のように、シャッターを切るまでに時間を要することはほとんどない。 すべて対象物からの無言のメッセージに対しての私なりの返答行為が、瞬時にスマホカメラのスイッチを押すことなのである。 この本は、拙著『写真集 日本の景』の続編である。初冊も含めて、二十年強にわたる私自身の、『感性の記録集』とでも言えるだろう。
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『写真集 日本の景 Ⅱ』
深呼吸出版発行
写真
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私は写真家ではない。写真家や愛好家のように、シャッターを押すまでに構図などを考えて撮影した写真ではない。
掲載しているすべての写真は、二十一世紀初頭頃からの日本各地にて実践したフィールドワーク時に記録撮影したものである。
元来、『景』に対しての興味関心は人一倍強いと自覚はしている。しかし、それはその瞬間に感性が揺さぶられた対象物にファインダーを向けただけのことである。
ファインダーと言ったが、掲載している写真のほとんどは、スマホカメラにての撮影である。プロの写真家のように、シャッターを切るまでに時間を要することはほとんどない。
すべて対象物からの無言のメッセージに対しての私なりの返答行為が、瞬時にスマホカメラのスイッチを押すことなのである。
この本は、拙著『写真集 日本の景』の続編である。初冊も含めて、二十年強にわたる私自身の、『感性の記録集』とでも言えるだろう。データ本:無料
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『写真集 日本の景』
深呼吸出版発行
写真
2023.05.24
我々が『景』という文字を見て、最初に思いつくのは『景観』という言葉だろう。ただ、この『景観』という言葉の歴史は意外にも浅いのである。 大正時代のはじめに、感性で捉えた自然資源の様子であるドイツ語の「ランドシャフト」や、英語の唯物的な自然環境を意味する「ランドスケープ」の日本語訳として案出されたという。 ただ、日本語に訳出される際に最も重要視されたのは、唯物的・視覚的な自然環境を、古来日本人はどのように捉えてきたのか、ということであったらしい。 すなわち、短歌や俳句、また中世に記述された紀行文などに、風物や季節感がどのように描写されたかということである。 それは、景色・風景・風土といった総合的な自然・社会環境を、過去の日本人は物理的な視覚のみで把握したのではなく、森羅万象すべてを心象風景として表現してきたのであり、それが『観』という行為であったということを意味している。 この本では、そんな『景』を『観』する行為の奥深さを追求しようとする内容である。
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『写真集 日本の景』
深呼吸出版発行
写真
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我々が『景』という文字を見て、最初に思いつくのは『景観』という言葉だろう。ただ、この『景観』という言葉の歴史は意外にも浅いのである。
大正時代のはじめに、感性で捉えた自然資源の様子であるドイツ語の「ランドシャフト」や、英語の唯物的な自然環境を意味する「ランドスケープ」の日本語訳として案出されたという。
ただ、日本語に訳出される際に最も重要視されたのは、唯物的・視覚的な自然環境を、古来日本人はどのように捉えてきたのか、ということであったらしい。
すなわち、短歌や俳句、また中世に記述された紀行文などに、風物や季節感がどのように描写されたかということである。
それは、景色・風景・風土といった総合的な自然・社会環境を、過去の日本人は物理的な視覚のみで把握したのではなく、森羅万象すべてを心象風景として表現してきたのであり、それが『観』という行為であったということを意味している。
この本では、そんな『景』を『観』する行為の奥深さを追求しようとする内容である。データ本:無料
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『写真集 地球の景』
深呼吸出版発行
写真
2023.05.22
『景』がつく単語には、風景・景観・美景・珍景・奇景・情景・遠景・佳景・景勝・景物・光景・叙景・絶景・点景・背景・夜景などなど多種・多岐にわたる。 どれも、私たちの日常生活において使用頻度の高い単語ばかりである。それだけ、『景』という文字は私たちの意識層に沈静しているのである。風景学者のアラン・コルバン氏は次のように語る。 「風景とは単なる物理的な環境だけでもなければ、視覚的にのみ捉えられるものでもない。それは複雑な感性(五感とそれを知覚した人々の情動や思考)によって捉えられ、その経験が重なり合うことによって風景として構築される」 観ている人にとって、視野に映っている光景は、その人の深層意識の中でしっかりと意味づけされない限り、『景』として記憶されていかないということをコルバン氏は言っているのだろう。 私は、これまで約四十年弱、海外の秘境・辺境・山岳エリアを中心にした、エスノグラフィック・フィールドワークを重ねてきた。 多くのフィールドで『景』として記録・記憶されたシーンが蓄積されてきている。その中から、幾枚かの『景』を写真で紹介するのが、この本の目的である。
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『写真集 地球の景』
深呼吸出版発行
写真
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『景』がつく単語には、風景・景観・美景・珍景・奇景・情景・遠景・佳景・景勝・景物・光景・叙景・絶景・点景・背景・夜景などなど多種・多岐にわたる。
どれも、私たちの日常生活において使用頻度の高い単語ばかりである。それだけ、『景』という文字は私たちの意識層に沈静しているのである。風景学者のアラン・コルバン氏は次のように語る。
「風景とは単なる物理的な環境だけでもなければ、視覚的にのみ捉えられるものでもない。それは複雑な感性(五感とそれを知覚した人々の情動や思考)によって捉えられ、その経験が重なり合うことによって風景として構築される」
観ている人にとって、視野に映っている光景は、その人の深層意識の中でしっかりと意味づけされない限り、『景』として記憶されていかないということをコルバン氏は言っているのだろう。
私は、これまで約四十年弱、海外の秘境・辺境・山岳エリアを中心にした、エスノグラフィック・フィールドワークを重ねてきた。
多くのフィールドで『景』として記録・記憶されたシーンが蓄積されてきている。その中から、幾枚かの『景』を写真で紹介するのが、この本の目的である。
データ本:無料
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『渡来氏族・秦氏 ~その来歴を追う~』
深呼吸出版発行
学問全般
2023.05.21
古代の日本における渡来系最大氏族・秦氏(はたし)。この秦氏のルーツを遡ると、朝鮮半島(新羅国・百済国)のみならず、秦の始皇帝、そして中央アジアの弓月国まで拡大していくのである。 言語学者・佐伯好郎氏をはじめ一部の専門家などによると、もっと西のイスラエルまで関係してくるとの説も浮上してくるのである。そんな謎深き渡来系氏族・秦氏は、日本の殖産技術(治水灌漑、養蚕機織り、製錬、製塩など)にも長けた技能集団でもあったといわれている。 この本では、秦氏の日本における来歴を西は九州から、しだいに畿内へと順繰りに辿っていったフィールドワークをもとにした内容としている。ここ数年以内に実践した秦氏を巡るフィールドワークの集大成本でもある。
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『渡来氏族・秦氏 ~その来歴を追う~』
深呼吸出版発行
学問全般
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古代の日本における渡来系最大氏族・秦氏(はたし)。この秦氏のルーツを遡ると、朝鮮半島(新羅国・百済国)のみならず、秦の始皇帝、そして中央アジアの弓月国まで拡大していくのである。
言語学者・佐伯好郎氏をはじめ一部の専門家などによると、もっと西のイスラエルまで関係してくるとの説も浮上してくるのである。そんな謎深き渡来系氏族・秦氏は、日本の殖産技術(治水灌漑、養蚕機織り、製錬、製塩など)にも長けた技能集団でもあったといわれている。
この本では、秦氏の日本における来歴を西は九州から、しだいに畿内へと順繰りに辿っていったフィールドワークをもとにした内容としている。ここ数年以内に実践した秦氏を巡るフィールドワークの集大成本でもある。データ本:無料
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『樹の精との対話』
深呼吸出版発行
自然・環境
2023.05.18
古来人間は、(巨なるもの)に対して尊崇の念を抱いた来た。巨岩・巨人・巨像などなど。その中でも、「巨木」「巨樹」には、より一層特別な感情を抱いてきたにちかいない。 それは、巨木や巨樹は、その場所を動くことなく、しかし、季節に応じる細やかな変化を生じ、そして風が吹くと、まるでさざ波が打ち寄せるような葉擦れの音を生じるのである。 そんな巨木や巨樹の存在感に対して、人間は静かなる対話(サイレント・ダイアローグ)を繰り返してきたのであろう。それは、祈りの文言であったり、そっと寄り添う心の囁きであったりしだのであろう。 この本では、そんなサイレント・ダイアローグを相手である、巨木・巨樹を巡るフィールドワークからのレポートである。今回は、九州エリアでのフィールド調査を掲載している。
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『樹の精との対話』
深呼吸出版発行
自然・環境
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古来人間は、(巨なるもの)に対して尊崇の念を抱いた来た。巨岩・巨人・巨像などなど。その中でも、「巨木」「巨樹」には、より一層特別な感情を抱いてきたにちかいない。
それは、巨木や巨樹は、その場所を動くことなく、しかし、季節に応じる細やかな変化を生じ、そして風が吹くと、まるでさざ波が打ち寄せるような葉擦れの音を生じるのである。
そんな巨木や巨樹の存在感に対して、人間は静かなる対話(サイレント・ダイアローグ)を繰り返してきたのであろう。それは、祈りの文言であったり、そっと寄り添う心の囁きであったりしだのであろう。
この本では、そんなサイレント・ダイアローグを相手である、巨木・巨樹を巡るフィールドワークからのレポートである。今回は、九州エリアでのフィールド調査を掲載している。データ本:無料
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『旅のフィールドワーク・イスラエル編』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
2023.05.15
イスラエルという国を広くフィールドワークする行為は、欧州や中東地域から派生していく世界的諸問題についての歴史的背景が俯瞰できることに繋がっていく。 この本では、イスラエルをエリアごとに分けて俯瞰していく。地中海沿岸エリア・ガリラヤ湖エリア・死海エリア・そしてエルサレム周辺エリアである。 地中海エリアでは、古代の中継都市文化や十字軍遺構などから歴史を紐解き、ガリラヤエリア・死海エリアでは、イエスキリストという人物背景と悲劇のユダヤ民族史を探る。そして、エルサレム周辺エリアにおいては、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教における相互関係などにも注目していく。
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『旅のフィールドワーク・イスラエル編』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
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イスラエルという国を広くフィールドワークする行為は、欧州や中東地域から派生していく世界的諸問題についての歴史的背景が俯瞰できることに繋がっていく。
この本では、イスラエルをエリアごとに分けて俯瞰していく。地中海沿岸エリア・ガリラヤ湖エリア・死海エリア・そしてエルサレム周辺エリアである。
地中海エリアでは、古代の中継都市文化や十字軍遺構などから歴史を紐解き、ガリラヤエリア・死海エリアでは、イエスキリストという人物背景と悲劇のユダヤ民族史を探る。そして、エルサレム周辺エリアにおいては、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教における相互関係などにも注目していく。データ本:無料
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『縄文への回帰』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
2023.05.08
「縄文への回帰」とは、現代社会において、縄文時代の価値観や文化、生活スタイルに再びスポットライトをあてることを指している。縄文時代は、自然と調和した生活を送り、共同体的な生活を営み、豊かな文化や芸術を発展させた時代として、再注目されている。 縄文への回帰は、現代社会における自然環境や社会問題への対応として、持続可能な社会を目指す取り組みとしても有効だとされている。例えば、農業や食文化、住居・建築、文化芸術、環境保護、コミュニティの形成など、縄文時代の生活や文化に着目して、現代の課題に対する解決策を模索する動きが広がっているのである。
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『縄文への回帰』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
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「縄文への回帰」とは、現代社会において、縄文時代の価値観や文化、生活スタイルに再びスポットライトをあてることを指している。縄文時代は、自然と調和した生活を送り、共同体的な生活を営み、豊かな文化や芸術を発展させた時代として、再注目されている。
縄文への回帰は、現代社会における自然環境や社会問題への対応として、持続可能な社会を目指す取り組みとしても有効だとされている。例えば、農業や食文化、住居・建築、文化芸術、環境保護、コミュニティの形成など、縄文時代の生活や文化に着目して、現代の課題に対する解決策を模索する動きが広がっているのである。
データ本:無料
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『里海での旅養生』
深呼吸クラブ出版発行
旅行
2023.05.02
『里海での旅養生』
深呼吸クラブ出版発行
旅行
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トラベルセラピーを推奨する筆者による、「里海」を舞台とした旅養生の指南書である。「里海」とは、島、岬、磯、波打ち際、漁村など、海の周縁にある営みの場を指している。
その里海の語義を紐解きながら、これまでの里海でのフィールドワーク時に撮影した貴重な写真も掲載している。データ本:無料
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『地球触診紀行』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
2023.04.28
『地球触診紀行』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
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20世紀末ころから21世紀にかけて、世界の秘境辺境地域の風景は大きく様変わりしている。特にグーグルアースなどのアプリによる、地球丸裸状態は、果たして「人類の夢」を異質なものに変えているのではないだろうか。
この本は、まだ自分の足で確認しないと事情が把握できなかった時代に、世界各地の秘境辺境の地を訪れた、地球を触診する紀行文集である。データ本:無料
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『漂泊の心得』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
2023.04.25
『漂泊の心得』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
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人間にとって『漂泊』とはどのような意味を持つのだろうか。それを、旅行為というキーワードで紐解くのが本書の目的である。
人類にとっての「旅行為」の原初的風景を遡りながら、現代人への「漂泊の心得」を提示している。データ本:無料
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『里山モノガタリ(広島県編)』
深呼吸クラブ出版発行
自然・環境
2023.04.25
『里山モノガタリ(広島県編)』
深呼吸クラブ出版発行
自然・環境
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里山の魅力というのは、その山の標高における高低ではない。その山域が継承してきた『モノガタリ』の豊富さにあると思う。日本の里山は、そのほとんどが古来人の営みの舞台となってきている。
そんな、人と自然とが長い年月をかけて、『折り合いをつけてきた歴史』が、里山の持つ奥深い魅力なのであろう。このシリーズでは、各県、各地域に分けて、そんな里山の持つ『モノガタリ』を語っている。
今回は、広島県編である。多くの里山の中から、著者の個人的関心の高い山域を十三選び、写真も添付しながらの、モノ・語りである。データ本:無料
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『鉄の匠人・タタラ師』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
2023.04.21
古代日本において、砂鉄から玉鋼(たまはがね)をつくる技術を踏鞴(タタラ)と呼んでいた。そして、その技術を担って製鉄に従事していた集団を『タタラ師』と呼ぶ。 このタタラ師の生産現場は、広葉樹の生い茂る山間部であった。そこには良質の砂鉄と燃料となるクヌギやナラなどが繁茂している土地である。 もちろん農耕には適していない。よって、タタラ師たちは『農耕的思考方法』ではない暮らしの中で、種々の営みの智恵(在来知)を育んでいったのである。 この本では、そんなタタラ師の歴史的考察とともに、鉄の伝搬ルートなどについても論考している。
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『鉄の匠人・タタラ師』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
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古代日本において、砂鉄から玉鋼(たまはがね)をつくる技術を踏鞴(タタラ)と呼んでいた。そして、その技術を担って製鉄に従事していた集団を『タタラ師』と呼ぶ。
このタタラ師の生産現場は、広葉樹の生い茂る山間部であった。そこには良質の砂鉄と燃料となるクヌギやナラなどが繁茂している土地である。
もちろん農耕には適していない。よって、タタラ師たちは『農耕的思考方法』ではない暮らしの中で、種々の営みの智恵(在来知)を育んでいったのである。
この本では、そんなタタラ師の歴史的考察とともに、鉄の伝搬ルートなどについても論考している。データ本:無料
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『東北・蝦夷(エミシ)の探査行』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
2023.04.20
『東北・蝦夷(エミシ)の探査行』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
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古代の東北地方にて、朝廷支配に刃向かい「まつろわぬ民」だった、東北蝦夷(エミシ)たち。アイヌの人たちと同じような、日本列島の先住民として狩猟採集生活の伝統を中世近くまで継承してきた人々である。
そんな蝦夷(エミシ)の人たちを歴史的に考察し、現地へのフィールド探査も含めた論考である。東北出身の詩人・宮沢賢治の思想にも大きな影響を与えたと考えられる。データ本:無料
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『映像は語る・ネパール震災復興支援』
深呼吸クラブ出版発行
ノンフィクション
2023.04.19
『映像は語る・ネパール震災復興支援』
深呼吸クラブ出版発行
ノンフィクション
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2015年4月に発生した、ネパール大地震。その発生数日前に、ネパールに滞在していた私は、知人友人の安否を確認した後、素早く支援体制を日本国内にて整え始めた。そして、発生から6年間の間に、6次にわたる復興支援活動をおこなった。その第3・4・6次における現地にての活動の記録映像である。
各ページごとに、その現場での活動要旨を記すとともに、その関連映像(ユーチューブ)へのアドレスも追記している。データ本:無料
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『映像で体感するトラベルセラピー(海外編)』
深呼吸クラブ出版発行
旅行
2023.04.18
『映像で体感するトラベルセラピー(海外編)』
深呼吸クラブ出版発行
旅行
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世界各地にて実践してきたトラベルセラピーや養生プログラムの様子を映像にて紹介するシリーズ(海外編)である。
各ページには、動画映像へリンクするアドレスなどが表記されており、簡易にその世界のエッセンスを体感できる仕掛けとなっている。データ本:無料
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『映像で体感するトラベルセラピー』
深呼吸クラブ出版発行
旅行
2023.04.18
『映像で体感するトラベルセラピー』
深呼吸クラブ出版発行
旅行
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映像で体感する、トラベルセラピーのフィールドを動画や静止画の編集映像をまとめたシリーズ・第一巻である。
今回は、特に国内におけるトラベルセラピーのフィールドを案内する。これまでのトラベルセラピー実践時の映像なども織り込まれている。データ本:無料
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『俄かファーマー日記』
深呼吸クラブ出版発行
自然・環境
2023.04.17
『俄かファーマー日記』
深呼吸クラブ出版発行
自然・環境
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2020年からの2年間における、西中国山地の農家にての日常を日記風に描いている。コロナ禍によって海外でのフィールドワーク実践が困難となり、その結果、年間を通じての「俄かファーマー」となることができた。この日記風の写文集を見れば、日本の稲作やそれにともなう農家での作業などが、歳時記風に理解できることであろう。
データ本:無料
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『思考へのヒントⅡ』
深呼吸出版発行
学問全般
2023.04.16
『思考へのヒントⅡ』
深呼吸出版発行
学問全般
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日々の「立ち止まり」、「振り返り」のひととき。なぜか、コトバを探していないだろうか。新たな自分を模索していく作業には、これまでの人生で獲得した表現ではなく、まったく新たなコトバが必要になるときがある。
そんなときの為に、先人たちの呻吟した末に、編み出されたコトバや文節の数々を列記した内容である。データ本:無料
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『トラベルセラピー』
深呼吸クラブ出版発行
健康・医療・介護
2023.04.15
『トラベルセラピー』
深呼吸クラブ出版発行
健康・医療・介護
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現代社会では、メンタル面で様々な問題を抱えている人がたくさんいる。その人々を国内外のいろいろな場所にお連れして、非日常の事物に接触していただくことで、日常の垢を落とす作業を手伝うのが、トラベルセラピストである。特に、人間の人智を超える大自然や聖地のようなところを舞台とし、そこを旅することで心を癒す。そんなトラベルセラピーに関しての文章を現場の写真とともに紹介する内容である。
データ本:無料
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『鍼灸師・地球のツボを探る2』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
2023.04.14
『鍼灸師・地球のツボを探る2』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
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鍼灸師でありトラベルセラピストでもある著者が、国内外の「心身養生の磁場」を紹介している。その不可視の磁場エネルギーをコトバに変換し、現地リサーチ時に撮影した写真とともに列記するシリーズ第二弾。
データ本:無料
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『鍼灸師・地球のツボを探る』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
2023.04.14
『鍼灸師・地球のツボを探る』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
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鍼灸師でありトラベルセラピストである著者が、これまで訪れた世界の秘境・辺境などの土地を『地球のツボ』と見なして、その土地が有する磁場エネルギーを文章に変換している。欧州各国、アジア諸国、クスコ、イスタンブールなどなど。そして最後は、日本のとある場所からである。それは、続編としての「日本のツボを探る」への序章ともなっている。
データ本:無料
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『明治の快男児・中村春吉~冒険から霊動法へ~』
深呼吸クラブ出版発行
ノンフィクション
2023.04.14
2024年9月17日更新 近代における(明治半ば~大正・昭和前期)日本の精神療術家のトピックスを追補している。 ………………………… 2024年9月14日更新 門弟である石川清浦氏らによる記念限定本『霊動乃道』の中に記述されている、中村春吉氏に関する履歴部分の抜粋を追補した。 ………………………… 2024年9月13日更新 関係者・近親者へのヒアリング記録を追補した ………………………… 明治30年代に、単独・無銭・自転車世界一周という快挙を実行した人物・中村春吉を追いかけた写文集である。冒険行の後は、精神療術である『霊動法』の中興の祖となり、また戦時中には中国大陸にて軍事探偵活動などをしていたという、ボヘミアン的国際人である。中村氏の足跡を辿ることにより、閉塞的な現代社会への一筋の光明を探す意味もあり、この本を世に問うのである。
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『明治の快男児・中村春吉~冒険から霊動法へ~』
深呼吸クラブ出版発行
ノンフィクション
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2024年9月17日更新
近代における(明治半ば~大正・昭和前期)日本の精神療術家のトピックスを追補している。
…………………………
2024年9月14日更新
門弟である石川清浦氏らによる記念限定本『霊動乃道』の中に記述されている、中村春吉氏に関する履歴部分の抜粋を追補した。
…………………………
2024年9月13日更新
関係者・近親者へのヒアリング記録を追補した
…………………………
明治30年代に、単独・無銭・自転車世界一周という快挙を実行した人物・中村春吉を追いかけた写文集である。冒険行の後は、精神療術である『霊動法』の中興の祖となり、また戦時中には中国大陸にて軍事探偵活動などをしていたという、ボヘミアン的国際人である。中村氏の足跡を辿ることにより、閉塞的な現代社会への一筋の光明を探す意味もあり、この本を世に問うのである。データ本:無料
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『思考へのヒント』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
2023.04.14
『思考へのヒント』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
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日々の生活の中で、ふとしたはずみに『気になる文章』に出会うことはないだろうか。そんな、思考へのヒントとなる文章を集めてみた。そんな、思考へのヒントとなる文章を集めてみた。中沢新一、湯浅泰雄、岡本太郎、河合隼雄、藤原成一などの著作から選択している。
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『回想のエスノグラフィー2』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
2023.04.14
『回想のエスノグラフィー2』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
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移動する行為としての「旅」を多角的にフィールドリサーチしてきた、エスノグラフィー回想記である。国内から世界の山岳辺境地や秘境・極地を訪れながら、絶えず「旅の本質」を自らに問いかける作業をしている。
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『回想のエスノグラフィー』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
2023.04.14
『回想のエスノグラフィー』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
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1980年代より実践してきた、世界の秘境・辺境の地での探査行。その回想エスノグラフィーの日々をエッセイ風にまとめている。
データ本:無料
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『モンゴル西部・調査記録』
深呼吸クラブ出版発行
ノンフィクション
2023.04.11
『モンゴル西部・調査記録』
深呼吸クラブ出版発行
ノンフィクション
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2019年8月~9月にかけて実施したモンゴル西部の探査行記録である。探査の主目的は、古代から内陸アジアに残存する「岩絵」の調査、モンゴル西部の鷹匠への調査、そしてモンゴル仏教の現状調査である。
データ本:無料
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『牛頭天王とは何か』
深呼吸クラブ出版発行
ノンフィクション
2023.04.12
『牛頭天王とは何か』
深呼吸クラブ出版発行
ノンフィクション
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インドの祇園精舎の守護神・牛頭天王(ごずてんのう)に纏わる諸説や関連地を取材することにより、日本に2つしかない山名『牛頭山』の命名由来を推測し、その仮説を検証する内容。
データ本:無料
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『明治の求道僧・河口慧海を追う』
深呼吸クラブ出版発行
ノンフィクション
2023.04.13
『明治の求道僧・河口慧海を追う』
深呼吸クラブ出版発行
ノンフィクション
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2004年に実施した、明治時代のチベット求道僧・河口慧海の足跡を探査する学術調査隊。公式レポートでは掲載されなかった、未公開写真などをふんだんに掲載している。
データ本:無料
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『子供のいる風景~辺境の旅から~』
深呼吸クラブ出版発行
エッセイ
2023.04.10
『子供のいる風景~辺境の旅から~』
深呼吸クラブ出版発行
エッセイ
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世界の辺境地にて出会った子供たち。そのまなざしから受け取った無言のメッセージをエッセイ(12編)にしている。
※このエッセイ集は、二十一世紀初頭にとある新聞に連載したものである。データ本:無料
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『何かを捨てる旅』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
2023.04.12
『何かを捨てる旅』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
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現代人にとっての「旅」とは何か。その効能や影響について考察し、旅のもつ可能性を解き明かしている。それは、「トラベル・セラピー」という新しい境地への開拓への序章でもある。
データ本:無料
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『辺(ほとり)の言の葉3』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
2023.04.10
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『辺(ほとり)の言(こと)の葉』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
2024.02.20
『辺(ほとり)の言(こと)の葉』
深呼吸クラブ出版発行
文芸
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2024年2月20日更新
表紙の紙質変更
…………………………
世界の辺(ほとり)の風景を、写真と句にての、言(こと)の葉で紡ぐ写句集。vol02データ本:無料
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『辺(ほとり)の言の葉』
深呼吸クラブ発行
文芸
2024.02.20
『辺(ほとり)の言の葉』
深呼吸クラブ発行
文芸
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2024年2月20日更新
表紙の紙質変更
…………………………
山辺・野辺・水辺・海辺という「辺(ほとり)」の風景を、五・七・五の「言の葉」で紡ぐ写句(写真と句)集。vol01データ本:無料
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『珠玉のコトバ』
深呼吸クラブ発行
文芸
2023.04.09
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『釈迦生誕地探査行3』
深呼吸クラブ出版発行
ノンフィクション
2023.04.11
『釈迦生誕地探査行3』
深呼吸クラブ出版発行
ノンフィクション
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2023年1月に実施した、釈迦生誕地ルンビニにての探査行。そのサーベイレポート第三巻である。この巻では、ルンビニの現状、ならびにルンビニ周辺遺構群、そして、義浄や玄奘のルンビニ行について記述している。
データ本:無料
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『釈迦生誕地探査行2』
深呼吸出版発行
学問全般
2023.04.08
『釈迦生誕地探査行2』
深呼吸出版発行
学問全般
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2023年1月実施の釈迦生誕地にてのリサーチレポート。僧院ゾーン地区にある30数ケ所の僧院、瞑想センターなどの詳細を記述している。
データ本:無料
紙本:1,122円
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『釈迦生誕地・探査行 ~仏教の過去・現在・未来~』
深呼吸クラブ出版発行
学問全般
2023.04.09
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書店仕切り記事
ジャンルごとに本の並びを区切ったり、本をオススメする文章や画像を書き込めます
見出、本文、画像のパネルを本の編集と同じように追加、編集、削除することができます。
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book List
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写真集 日本の景 Ⅲ
清水正弘
深呼吸出版
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写真集 日本の景 Ⅱ
清水正弘
深呼吸出版
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写真集 日本の景
清水正弘
深呼吸出版
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写真集 地球の景
清水正弘
深呼吸出版
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渡来氏族・秦氏 ~その来歴を追う~
清水正弘
深呼吸出版
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樹の精との対話
清水正弘
深呼吸出版
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旅のフィールドワーク・イスラエル編
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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縄文への回帰
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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里海での旅養生
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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地球触診紀行
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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漂泊の心得
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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里山モノガタリ(広島県編)
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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鉄の匠人・タタラ師
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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東北・蝦夷(エミシ)の探査行
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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映像は語る・ネパール震災復興支援
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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映像で体感するトラベルセラピー(海外編)
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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映像で体感するトラベルセラピー
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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俄かファーマー日記
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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思考へのヒントⅡ
清水正弘
深呼吸出版
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トラベルセラピー
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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鍼灸師・地球のツボを探る2
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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鍼灸師・地球のツボを探る
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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明治の快男児・中村春吉~冒険から霊動法へ~
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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思考へのヒント
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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回想のエスノグラフィー2
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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回想のエスノグラフィー
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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モンゴル西部・調査記録
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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牛頭天王とは何か
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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明治の求道僧・河口慧海を追う
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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子供のいる風景~辺境の旅から~
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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何かを捨てる旅
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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辺(ほとり)の言の葉3
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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辺(ほとり)の言(こと)の葉
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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辺(ほとり)の言の葉
清水正弘
深呼吸クラブ
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珠玉のコトバ
清水正弘
深呼吸クラブ
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釈迦生誕地探査行3
清水正弘
深呼吸クラブ出版
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釈迦生誕地探査行2
清水正弘
深呼吸出版
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釈迦生誕地・探査行 ~仏教の過去・現在・未来~
清水正弘
深呼吸クラブ出版
清水正弘
二十歳の時にダライ・ラマ十四世と個人的に出会った事が、世界の山岳・辺境・秘境・極地へのエスノグラフィック・フィールドワーク・ゲートウェイだった。その後国内外の「辺(ほとり)」の情景を求めて、地球の各地を探査する。三十歳代にて鍼灸師と山岳ガイドの資格を取得した後は、日本初のフリーランス・トラベルセラピストとして活動を始める。そのフィールドは、国内の里地・里山から歴史的、文化的、自然的に、不可知や不可視ではあるが普遍的価値を有する世界各地のエリアである。また、健康ツーリズム研究所の代表として、大学非常勤講師を務めながら、地方自治体における地域振興のアドバイザーとしても活躍している。日本トラベルセラピー協会の共同創設者。
運営
健康ツーリズム研究所
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端整な日本語のセンテンスを集めた一冊。どこか滑稽で童話的な、或いは不気味で物悲しく透き通った一行物語と、空想の上澄みを一滴一滴採集したアフォリズムを採録。加えて随想的な創作と詩的な思索による短文、断章を綴ったノートを再構成。一節は数行と短く内容も独立しているため、気が向いたときに開いたところをパラパラ読んでも楽しめます。 --------------------------------------- 【一行物語】 毎月どこからともなく「絶対に開けないで下さい」と書かれた小包が届き、捨てることもできないので、倉庫に小包が山積みになっている。 雪の結晶が溶けるのを忘れて、夏に置き去りになっている。 行き先を告げてから、もう十五年間タクシーに乗りつづけているのだが、いまだに目的地に辿り着く気配がない。 【アフォリズム】 消去法が貴女を消してゆく。 伝えられない想いばかりが彼女を焦燥させ、疲れた彼女は自分のために紅茶を淹れた。カーテンの向こうから午後の光が射してくるとき、彼女を使い古したすべての文脈に彼女は服従しなかった。 【最後の花摘み】 ルビをふることのできない感情ばかりが、生まれては消える。 横殴りの優しさが君の感情をあやして、願いは昨日の果てまであまねく降り注いだ。僕は封をした幸福を君に届ける準備をしながら珈琲を飲み干すと、赤いリボンを丁寧にむすんで窓の外に広がる寒空を見上げた。 あなたが素敵であればあるほど、あなたの隣に居てはいけない。 残響 / ゆらぎ / ピアノ線 / 致死量 ──本文より抜粋
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実験的に書き上げた六十四の小篇集。一話一話がとても短く、数分で読み切ることができる超短篇ばかり収録されているため、眠る前、移動中などの細切れ時間にも最適。厚い本が苦手な方にも読みやすくなっています。ちょっとした隙間の時間にすぐ読め、すぐ完結します。勉強の合間に。旅のお供に。 --------------------------------------- 『夢を見るパン』 『コレクター』 『棺』 『ため息のように白い』 『恋人手帳』 『奇病』 『若き昏睡の医師』 『埋葬と忘却のバラード』 『八季』 『哀愁のレプリカ』 『かなしみという名の子犬』 『ジョーカー』 『薔薇と微笑』 『アノニミティ』 『硝子羽衣』 『具象と抽象のワルツ』 『深海の死神』 『鍵盤少年』 『もっと上手に』 『げげごむぐらが』 『落書き』 『もうしません』 『ガラス瓶に閉じ込めた初恋』 『ナイフ』 『蜜蜂の幾何』 『踏み切り』 『神の模型』 『俺もそう思う』 『白』 『恋姫』 『ため息、買います』ほか
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transmediale is known as one of the world's most experimental and thoughtful media arts festivals, inviting creators from all over the world to a transdisciplinary programme of experiments, exhibitions and lectures. This year, BCCKS Chief Creative Officer Gento Matsumoto was invited to create and publish digital and print works documenting the Art Hack Day creative collaborations that opened the festival. Matsumoto's Anmerkung portfolios and Buch compendiums were available in real time on BCCKS. 1月29日から ベルリンで開催されるメディアアートイベント「Transmediale」。今年は「Art Huck Day」と連携し、世界各国から招かれた作家が一同に介し作品制作を行います。 BCCKSからは松本弦人が招待され、制作過程記録ノート『Anmerkung』と、イベント全体を綴じた本『Buch』を、開催期間中に紙と電子で出版します。
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Anmerkung is the German word for notebook. The "note" versions will be automatically generated from the master volume Buch, meaning "book" in German. For the overview of the entire event, please see the Buch. For an individual artist's document, please refer to the Anmerkung. http://bccks.jp/bcck/119639/
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2021年5月10日更新 学園ラブコメです。 ………………………… あらすじ 明保野高校に通う生徒の大半はセレブな家庭に生まれ育った令息、令嬢が多いのだが、成績が優秀な人材であれば一般家庭に生まれ育ったごく普通のご子息でも入学は可能で、武市加奈もその一人。 中でも学校一のセレブと言われている高杉晋平は、クラスに馴染めずに誰も利用していない部屋へ入り浸っている事がある。 その部屋にはなぜか同じくセレブの息子である坂本龍、ちゃっかりと武市加奈も出入りするようになって、高杉からも注目されつつある。 高杉の幼馴染である桂耕助は、高杉からはKY炸裂男子と言われるが、セレブなのにどこか常識人。 ある日、武市加奈は高杉晋平と一緒にいるのに関わらず、階段から突き落とされようとするなど嫌がらせ行為をされてしまう。 この事がきっかけで、少しずつ高杉晋平の心に変化が起きていく。 彼女を突き落とそうとした真犯人は、クラスメイトの岡田衣玖だった。 彼女もまた、高杉晋平にひそかに思いをよせているという。 果たして、高杉晋平はどっちの女子を選ぶのか。
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