夏を舞台にした人生賛歌のような短編6篇になります。
「波に揺られて」は、若いころに遊びにいった海で沖へと流され、死を感じたそのときの恐怖的な側面ではなく、そのときに得たなにか小さな輝くものを汲み取って残せたならと綴りました。
6篇の物語の一つ一つがほんのひと時でも、読んでくださる方の心に寄り添うことができたなら、とっても嬉しいです。
目次
1.夕立から
2.金魚と泳いで
3.波に揺られて
4.ばっちゃんとマルヨさん
5.夏と夜と花火と
6.雲がキスをして
本を入手していないとコメントは書けません。
夏の匂いや風、鮮やかな風景を目の前に感じながら
様々な「人生賛歌」を楽しませていただきました。
何ものにも左右されない、縛られない心の自由さ、
ありのままの海や森の木々を眺めている時のような心地の良さを感じます。
それはとても心穏やかで、自分が自分らしくいられる、いてもいいんだ、という気持ちにもさせてもらえます。
夢の中にいるようなファンタジー
自然のありのままの姿から感じるメッセージ
自然体で人やその場を明るく変える人
繋がり、光、愛
ちょっぴりドキドキする瞬間・・・
夏の終わりのどこか特別な空気感にあたたかく寄り添うように、
この「人生賛歌」が私の夏を締めくくってくれました。