貴族であるジュリアンは青年と呼べる年齢になると以前の屋敷を離れ、新しい屋敷の主となった。取り壊す予定であった旧邸をジュリアンは与えられたのだ。リブとエマという名の二人のメイド、新しい執事とともに、ジュリアンの屋敷で新しい生活を始めた赤の色を愛する赤色のメイド、ミリー。ジュリアンのミリーへの恋心。二人のメイドの互いへの想い。赤い屋敷でのミリーの両親の愛の始まりの物語。執事の過去。赤色のミリーをとりまく4つの物語を収録。
目次
1.散歩
2.二人のメイド
3.ドゥドゥ
4.執事
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、出来事などとは一切関係ありません。
本を入手していないとコメントは書けません。
「こんな素敵な人々のいるお屋敷に訪ねてみたい」
読み終えた時に1番にそう思いました。
叶うならばひとりひとりとじっくりお話をしながら、
素敵なメイドさん達が作ってくれた、心のこもったお料理を頂いてみたい。
人物それぞれにドラマがあって。
それは幸せな事ばかりではなく、様々な背景があって。
そんな彼らが描かれた4つの物語には、それぞれに揺るぎない愛の繋がりがあります。
形の違うそれぞれの愛。
そこにあるのは熱い情熱や、固い信頼。
そして、「信じる心が真の愛」であること。
私にとって絶対に忘れてはならない大切な事でもあります。
もし私がこのお屋敷に招かれたら、と想像してみます。
心からの笑顔で出迎えてくれる彼らから、穏やかで自由な空気が伝わって来ます。
気付けば私も、自然と笑顔になっていました。