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『ミズイロノカワ』
宮本誠一
著
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2022.10.18
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『マイ・ロック・ツイート・ラプソディー』
宮本誠一
著
夢ブックス
文芸
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【データ本】
2022.02.06
新書版 84㌻ 無料
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『森の遺言』
宮本誠一
著
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2022.02.06
新書版 222㌻ 無料
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ある日、トオルの元へ警察から電話がかかります。十九年前、母と自分と別れ、薫と言う女性と森の奥の山小屋で暮らし続けた父親のシンジの遺体発見の知らせでした。安置所で出会う謎の女性ミチと残された遺書。そこには山小屋を彼女に、ピアノをトオルに遺すと記されていました。他にも山小屋には先端に切断の跡が残る奇妙な形態の置物があったり、ピアノは黒鍵と白鍵が逆に塗り替えられていたのです。そんな中、トオルは母から十七年前、薫が既に死んでしまっていることを知らされます。ところが彼は死後、送られてきた薫からの手紙を持っていたのでした。一体、誰が薫になりすましたのか。森にあらわれる一匹の離れ猿ツァラツストラ……。深まる疑問。カノンの調べは、やがてやってくる森を襲う激しい風雪とともに、トオルとミチを永遠回帰の世界へと導くのです。
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『挽歌』
宮本誠一
著
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『海月(くらげ)』
宮本誠一
著
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2022.02.06
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『ダスト・イマージュ』
宮本誠一
著
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2021.07.20
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高卒認定予備校に集まってくるいろいろな事情を背負った若者と年齢層の人間たち。新入生である柚木は里子と知り合い、早くに父を亡くし経済的な困窮とともに将来への不安から体と精神を壊した絶望的な状況を知ります。講師も社長に借金返済をしてもらうことでほとんどブラック状態で働きつめる篠見や酔っては英語で罵詈雑言を吐いて帰る元特攻隊の隊員の英語講師など様々です。そんなある日、篠見が突如、行方をくらましてしまいます。それは破綻しかけた自分の結婚問題や生徒や講師からの日々のクレームの受け皿を一手に引き受けてきた結果であることを柚木は次第に知っていくのです。そんな彼に里子から深夜に電話がかかり…。
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『ひまわり』
宮本誠一
著
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【データ本】
2021.04.12
新書版 74㌻ 無料
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県北部で福祉作業所「ひまわり」を運営する木村のもとを番組の取材撮影のためTVディレクターの橋田らクルーが訪ねていた。 「ひまわり」には個性的なメンバーが五人おり、土手向こうの隣家で飼育されている烏骨鶏と数が同じだと木村が紹介したのが印象的だった。烏骨鶏は、よく隙を見ては柵を越え逃げ出すらしく、メンバーの中にも何度か家出を繰り返す延夫や自傷行為の治まらぬ高志、それ以外のメンバーもどことなく重なる面がなきにしもあらずだ。 そんな最中、東日本大震災がやってくる。高志やメンバーの介護をしつつテレビから送られてくる映像を見ながら、津波が画面から飛び出しこちらへやってくる錯覚とともに得体のしれぬ虚無感が襲ってくる。仕事や撮影も終わり、一人、「ひまわり」に帰った木村のもとへ小包が送られてくる。それは絶縁状態にある実母からで、かつて「ひまわり」で転落事故を起こした、今は亡き木村の弟の体に埋め込まれていたチタンのボルトだった。 〇「障がい者福祉の現場からの報告といった『ひまわり』も受賞作として推した三作のなかのひとつ。地方の役所で障がい者行政を担当した経験が自分自身あるので共感にバイアスがかかったかもしれない。ストレスがたまると頭を壁にぶつける自傷行為をする利用者、そうした利用者だけでなく家族が抱えるさまざまな問題にも対処していかざるをえない現場の苦労は大きい。「脱『障がい者』宣言」をめぐるエピソードなど支援しているつもりでもいつしか生じる偏見にも目を向けていて現場の苦労なしには書けないはずだ。利用者の家族のひとりに自分でつくった核シェルターに案内されたり、東日本大震災に結びつけたカタストロフの予感も生活を綴った報告を超える構想力のひろがりも感じた。人生からしたたってきた小説をどこかで受けとめられたらと思う」(『三田文學・春季号2021』から新人賞最終選考の際の青来有一氏の評より)
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『エデュケイショナル スノウ ~ある十二の報告集から~』
宮本誠一
著
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2020.05.07
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『慰留地』
宮本誠一
著
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2020.05.02
新書版 80㌻ 無料
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彼は、ネット上で見つけた賞品がマウンテンバイクのクイズに答え見事勝ち残り、最終ステージのため、提出者である奥木という男の住む島へやってきました。奥木は緘黙の息子と二人で暮らしており、自分の日記を読み感想を伝えてくれることが最後の問題だと言い、日記帳と約束の印として自転車の鍵を手渡します。島の海岸には未戒塚と呼ばれる巨大な石棺と、至る所に奇妙な固形物(住民たちはそれをガラクタ、やがて羽化し浮遊すればシロチョウと呼んでいる)が寄せ集まり、日記には失踪した奥木の妻や、未戒塚にまつわる島の住民たちの謎を解く鍵が書かれていました。 ところが、彼が感想を言いに行く前に、奥木親子は不審な火事とともに消えてしまいます。彼は残された自転車に乗って未戒塚や固形物の中を走りながら、自分なりに調べ始めます。不思議なことに自転車は、まるで彼の体型を計ったようにぴったりし、島の不便な道を走るのに便利なつくりをしており、日記でそれが、かつて奥木の妻本人が、働いていた工場で組み立てられたものであることがわかります。 島で出会ったもう一人の男と一緒に石棺を調べているうちに、壁の向こうから奥木が幻影のように現れ、既に君の記憶は僕そのものになり、君自身もいづれこの中へ入るか、もしくはもう壁のこちら側へやってきているかもしれないと告げられます。そのとき緘黙とばかり思っていた息子の声がし、父親の言っているのはすべてまやかしだから、シロチョウともどもこの島全体を燃やして欲しいと彼に訴えるのです。彼は自転車に颯爽と跨り、シロチョウを燃やすべく、奮闘し始めるのですが…。 (三 田 文 学 N o. 140 新 同 人 雑 誌 評から) 非 正 規 の 職 を 解 雇 さ れ た ば か り の 「彼 」 は 三 十 歳 を 迎 え た 九 月 の あ る 日 に 、 マ ウ ン テ ン バ イ ク が 商 品 の イ ン タ ー ネ ッ ト 上 の ク イ ズ に 解 答 し 、 次 の ス テ ー ジ に 進 ん だ と い う 連 絡 を 受 け る が ま ま 小 型 汽 船 で 島 を 訪 れ ま す 。 そ こ に は 、 未 戒 塚 と 呼 ば れ な が ら 島 の 人 間 を 葬 っ て い る 円 筒 形 の 巨 大 な 石 棺 や 、 地 下 か ら 湧 き 出 し て く る 色 や 形 の 様 々 な 「ガ ラ ク タ 」、 そ ん な 「ガ ラ ク タ 」 が 羽 化 す る こ と で 自 粉 を 撒 き 散 ら し な が ら 空 中 を 飛 び 交 う 「シ ロ チ ョ ウ 」 な ど が 存 在 し て い ま す 。 ク イ ズ の 出 題 者 で あ る 奥 木 や そ の 息 子 と 知 り 合 う な か で 「彼 」 は 石 棺 へ 接 近 し 、 や が て 奇 妙 な 島 の 核 心 部 へ と 迫 り ま す 。 共 同 の 墓 で あ る 石 棺 の 壁 に 消 え て い く 人 間 と 、 そ こ か ら 聞 こ え て く る 声 、 夜 空 を 舞 う シ ロ チ ョ ウ な ど 、 色 濃 い 死 の イ メ ー ジ の な か で 唐 突 に 明 ら か に さ れ て い く 島 と 「彼 」 自 身 、 そ し て イ ン タ ー ネ ッ ト の S N S ア プ リ の 関 連 性 は 驚 き が あ り 新 鮮 な 展 開 で し た 。 マ ウ ン テ ン バ イ ク と い う 仮 の 商 品 を 目 的 に 島 の 住 人 と 交 流 し 、 R P G 的 に ナ ビ ゲ ー シ ョ ン さ れ て い く な か 、 や が て は そ の 世 界 を 形 作 っ た プ ロ グ ラ ム と 、 自 分 自 身 が 留 ま る べ き 居 場 所 の 選 択 へ と 「彼 」 の 直 面 す る 問 題 は 拡 が っ て い き ま す 。 額「 縁 」 と い う 二 つ の 世 界 を 分 け る 境 界 面 の 内 側 か ら 外 側 へ と 引 き 継 が れ て い く 微 か で も 確 か な 責 務 感 の よ う な も の に 、 匿 名 的 で 膨 大 な 情 報 を 扱 う ネ ッ ト 社 会 と 格 差 問 題 を 含 め た 働 く こ と の 無 力 感 と を 見 据 え る 重 み が あ り ま す。
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『破壊者フラワー』
宮本誠一
著
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2020.05.01
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『A・I』
宮本誠一
著
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2020.05.01
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福祉通所施設職員の伊矢木はいつも通りメンバーのアユムを迎えに行くと、母親と二人暮らしのはずなのに、聞き覚えのない奇妙な声を耳にします。それはアユムの自傷行為に合わせ発せられ、まさかと思う伊矢木でしたが、アユム本人のものであると知ります。それでも重い知的障がいのあるアユムが突然、言葉を発することは考え難く、疑心暗鬼のまま施設へ戻ると、他の二人の重度の知的障がい者の声が聞こえてき、しかも他の職員にはまったく聞こえないことがわかります。声は様々な不満や叱責を伊矢木にぶつけてきますが、これまでは知らなかった彼らの世界や本音も見えてきます。 そんな中、施設にAIの会話ロボットが寄贈され、なんとその声が伊矢木にはまったく聞こえず、アユムたち声の通じる者らから「仲間」と認知され、少々戸惑います。そこへ大きな地震がやってき、逃げ遅れてしまった伊矢木はアユムの声に従いながら避難するのですが…。
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『游人たちの歌~ある自閉症の青年らと生きて~』
宮本誠一
著
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2020.05.01
新書版 106㌻ 無料
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1995年4月から1996年4月までの1年間の障がい者作業所「夢屋」を立ち上げ、起工、開所までのノンフィクションの記録です。当時、阿蘇郡市では初めての民間(発達障がいの青年と宮本、そして支援者と家族)で始めた作業所でした。仲間の相次ぐ死(青年も2000年に24歳の若さで亡くなりました)もありましたが、その後現在までつづく障がい者と地域とのつながりを大事にする夢屋の礎となっています。ルポライターの鎌田慧さんから以下のような帯文をいただいています。 ~血みどろの実践の中から生み出された新たな表現。著者の強烈な生き方が、障がい者の世界を赤々と照らし出している~
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『損壊と悲観~両者の変域を考える~』
宮本誠一
著
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2020.04.29
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地震、津波、ウイルス…、自然災がいは後をたちません。そこには地球温暖化など人間の営みと深く結びついているものもあり、解決は一筋縄ではいかないでしょう。そこで単純な疑問にぶつかります。人はなぜ何かが自然の力学によって損壊(「破壊」ではない)されたとき「悲観」するのかということです。「破壊」ならわかります。そこには明らかに他者による意図と行為が隠されていますから。しかし「損壊」はあくまで意思なき変容です。宮沢賢治の『眼にて云う』、ハイデッガーの『存在と時間』を手がかかりに、「生」と「死」の了解関係や事実存在と本質存在のバランス、その瓦解からおとずれる「崩壊」感と「悲観」の誕生をとらえつつ、その基底には必然的に具現化する不可疑、不可逆、不可避な力を持つ「差別性」が地層としてあることを原理としてつきとめようとした小論です。後半は現代の映画や文学作品からその典型的モデルをテクストとして挙げていきます。
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『ふしぎの国の運動会』
宮本誠一
著
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2020.04.29
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ケンタとツトムは運動会があまり好きではありません。そんなときいいタイミングで台風がやってきます。強風で学校のシンボルのセンダンの木まで倒していきます。これで中止になると期待したのですが、PTA会長、副会長、体育委員長らがさっそうとあらわれ、家業の土木の技を駆使して整地はもとより、センダンの大木まであっという間になおしてしまいます。ケンタのお父さんは元は学校の先生で、今ケンタの通う学校につとめていましたが、運動会の花形の組体操を障がい児もできる競技にかえようとして、もめたこともあり、今その教え子と作業所を始めました。そんなお父さんが、なんと運動会で作業所のパンを売るというではありませんか。教え子もやってきて、ずっとこだわっていた組体操の演技の中に入っていき、あわてた会長たちはつかまえようと後を追いかけますが…。
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『具体的な風』
宮本誠一
著
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2020.04.29
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『有明幻想』
宮本誠一
著
夢ブックス
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2020.04.29
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有明海沿岸の熊本県北部に位置する、かつて石炭で栄えた荒尾で貝堀の仲買を生業とする家に生まれた二人の兄弟。兄の敏雄は、友人の退学処分に憤り、校長室へ怒鳴り込んだ勢いで自らも高校を中退し、弟の浩一は将来の貝漁や海のことを勉強しようと大学の水産科に進学していました。 だが、昭和から平成に移るとともに諫早湾の干潟埋め立てと炭鉱閉山があり、貝の収穫量は目に見えて激減しています。 そんな中、敏雄はスナックで知り合った律子を家へ連れ込みます。彼女は子を孕んでいます。浩一はたまたま、市民プールの清掃のアルバイト中、白骨を見つけ、ひと騒動となります。貝漁とプール掃除という激務の中、黙々と働く女たちとともに汗を流す二人の兄弟。浩一は骨の正体が誰なのか気になり、また敏雄は貝漁の先行きを心配しながら、台風は着実にやってき、律子の出産も近づいてきます。 どこか落ち着かずいらだつ敏雄の頭にあるのは、父母が事あるごとに話して聞かせた、かつて敏雄が同じく母親から生まれる直前、台風の過ぎ去った後の有明海の情景でした。なんとそこには、突風がおさまった後、人の背を超すほどに貝が山のように盛り上がり、雲仙岳と重なるように聳えていたと言うのです。敏雄は作り話のようなその幻影を追い払うかのように、何かに取りつかれたよう猛スピードで海へと車を走らせるのですが……
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