人生賛歌のような短編7篇になります。
7篇の物語の一つ一つがほんのひと時でも、読んでくださる方の心に寄り添うことができたなら、とっても嬉しいです。
目次
1.青い芝生と二匹の犬
2.桃のキャンディ
3.帰郷から。
4.剣の達人
5.夢喰いの獣
6.手紙。
7.雨の路を。
本を入手していないとコメントは書けません。
魅力的な「人への愛」が胸に伝わる、人生讃歌の7つのお話。
今回も、様々な瑞々しい世界を垣間見させていただきました。
深い所からの精神的なメッセージからは、
自分の人生観、価値観を改めて見つめる機会を与えて頂きました。
可愛らしい描写に穏やかな気持ちになったり。
日常の中から感じるふとした心の瞬間に思いを馳せたり。
大切な人を思う心に、表面的ではない深い愛を感じて胸が震えたり。
自分の行く道を目指す人には、あたたかい真心で、そっと心を押してくれる。
著者たいいちろうさんの、人への愛、想い、願いがギュッと込められている。
私にはそう思えました。
読後に心に広がる「きらめき」。
そのきらめきを大切に抱きながら、自分の行く道を明るく進んでいこう。
今回もそう思わせてもらえる、素敵な短編集でした。